あー延々じゃなかった

夜の電車はトラップばかり。予定していなかった駅についちゃってわざわざ乗り換え。「転ばないように」「知らない人についていかないように」あとなんだっけ? なんとか最寄りに着いたら安心して、家の非常階段でぼーっとしていたらさっき見えたのとおんなじ、欠けた月が見えてよかった。あー延々じゃなかった。あー夢じゃなかったって。月はどんどん右に向かって進んでいく。
残念! 誰にも言いたくない! こころに残った瞬間も、言葉も、ガッチャガチャに南京錠をつけて、脱け殻のあじさいに息を吹き込むように生きていく。

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