くるしい、くるしい、死ぬ、死ぬ、死ぬ。
しいたけが言い得て妙だから確認しておいて。
はねて、はねて、はねてもどったその先に、かならず漆黒の闇が広がっている。手さぐりでゆけ。暗すぎて、ゆくさきなんてみえやしない。闇をかきわけ、あがいてもがいてすすんでいく。たとえ突っ伏しても、なんどでもはいあがってすすんでいけ。なんどでも、なんどでも。壊して騒いで燃やしてあばれろ。いつだって、黒染めの衣をはおって生きる。散ってくるって、捨て身で生きろ。毎分毎秒、わが人生に悔いなしだ。やれる、やれる、なんでもやれる。死ぬ気でやれる。死んでもやれる。
ああ、ああ、読みながらめまい。あたまがぐらぐらして、吐き気がした。ああ、ああ、ああ。ひええっ、ひえええっ、おどるおどる。床が抜けるまで。いっしょに踊ってくれる人をさがしながらも、「捨ててこそ、捨ててこそ」と息をするように言葉を吐いて生きていけ。一丸となって、バラバラに生きろ。ああ、ああ、捨ててこそ、捨ててこそ、だれかわたしのことをとめてちょうだいな、きっとしっている。あなたもわたしもしっている。しっているところがすきだよ。くるくるとコマのように回り出した身体はきっと、そしてどうせ、とまっちゃくれないんですよね。
くるしい、くるしい、死ぬ、死ぬ、死ぬ。
わたしたちの生きるよろこびは、地獄のくるしみのなかにある。
ぴかぴかの三月がはじまったというのに、あたいはひとりでぶつくさと、いったい何を言っているのでしょう?笑っちまうね。笑ってよ。笑っているよ。ここ、笑うとこだよ。というよりけっこういつも笑うとこだから。な?
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