だから君は今日も吐いて 夜を超えるよ

1/22(Fri) 踊ってばかりの国「彩色 vol.2」 

ワン・ツー、ワン・ツー・スリー・フォー・ファイブ。

ライブって、見るのも聴くのも楽しいし面白いけど、目をつぶって聴きたくなるときがやっぱりあって。暗闇の中で耳だけを研ぎ澄まして嬉しくなって、でも目を開けるとそこには確実に現実があって。目で見ているものは全て無条件で信じることができるからおそろしい。

正しいとか正しくないとかではなくて、確実に無条件に目で見たものが全てだし、何よりも信じられるんだよな。

目を開けて顔を上げたら下津さんがすっげーすっげー笑顔で「今のボクは 人を妬んでばかり」って歌っていて、これだって思ったり、
そしてはたまた、歌い狂う下津さんの目の中に狂気をみたりだとか。


狂気と純真ということについて、そして相反するものについて最近よく考える。

どちらも極端であればある方が最高だし、相反しているはずなのにそのどちらをも信じざるを得ない。そしてそれはなんら特別なことではない。誰もが隠し持っているんだよな。自分でも気づかないうちに。いろんな人の中に、狂気や純真を見出すのが面白い。


演者も観客も例外なく、その場にいる全員が自分なりのステップで溢れ踊る音を、その空間を、噛みしめて踏みしめて踊っているのが最高にハッピーだった。

踊ってばかりの国を夏のベイキャンで見たい。

踊って〜は〜いけない〜〜って歌いながら踊りたい。



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