スパーク、感情のすべて
「どこかでスパークしているってこと、みんな知ってる」
「あたしはそんな人間じゃない」
スパークすることに意味を持ちすぎてスパークできない仕事が必要以上に苦しい。すべての仕事にスパークできないのは当たり前なのに、仕事にスパークできないことに焦りとやるせなさを感じてつらい。スパークできないわたしがだめなのか、スパークできないことを仕事にするのがダメなのか。そんなばかなことを。同期と通じあった一瞬。きのうずっと考えていた「スパーク」って言葉がとたんに同期の口から飛び出して涙がこぼれた。苦しい、苦しい、苦しい。スパークする瞬間を知っているからこそ、苦しくってたまらないのだ。あたしは次いつスパークできる?あした?あさって?一年後?一瞬のきらめき、感情のすべて。
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