「自分が生活してそれを書いてるわけだからさ」
「自分が生活してそれを書いてるわけだからさ、その時点でメッセージって入ってるんじゃないの。誰かにメッセージを残そうって思って歌書いたことなんて一回もないよ。そんなんおこがましいじゃん。自分が思ったことと、自分がみている景色だったり、自分の今の瞬間を歌えばいいのかなって思ってるけど」
「僕は今まで自分のためにしか書いてこなかったので、それでいいのかなって思って。誰かに対して書かなきゃって思うと書けなくて」
「でも昔俺好きな人のために書いたりしたけどね。その人に響けばいいって。でもそれを外の人が聴くとさいろんな部分に共感したりするわけじゃん。誰かにここを感じてほしいって思って書いたりする必要ないと思うよ。だってそんな人に何を届けたらいいかなんて、売れてから考えればいいんだよ。お前のメッセージなんて聴きたくねえよ。お前にがんばれ!って歌われてもお前ががんばれって思うよね。そんなやつに言われたくねえだろ」
救われた!救ってくれた!と思うと、ただの笑顔さえも急に親しみが持てるくらいあたしは単純なもので……。端から順に動画をみていたら、本質じゃん、と思って。あああ。それでなんかもう、一度この日記をこっそり1冊にしようかなとずっと思っていたのが、やっと、やるか〜と思えて、今日はずっと全部の文字を拾い集めていた。
すると、「だから」の先を濁していたり、「誰か」と曖昧にしながら届かない誰かに一生懸命言葉を投げていたり、何度も何度もおんなじようなことでドキドキしたり無になったりする自分が見えてきて、ぜんぶが鮮明に思い出せちゃって、にがいような、笑っちゃうような。ぜんぶ読むのしんどいな。吐き出さずにいられなかった思いの中に、いまもなお消化し切れていない思いを見つけちゃったもんだからやんなっちゃうね。
しかも、その時聴いていた音楽を聴くと、もっともっと蘇っちゃって。その歌詞の中に、そのときの切実な気持ちが、祈るような、すがるような気持ちが見えてきちゃって。ある意味、音楽もろとも閉じ込めるこれはこれでインターネットだからこその日記なのかもって思った。
あたし、書くのがやっぱりどうしようもなく好きっぽい。でもいまはまだ正直社会のポジに一切触れたくないので、いろいろは少し置いておいて、一度つくろうと思う。何ページになるか知らんけど、あたしの古い夢だとか、ちりぢりだとかをかきあつめたときに、何か見えてくるかもしれんしなって。
これを見ていたらバッティングセンター行きたくなっちゃった。たぶんひとつも打てんけど。
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