「狂え狂え 踊り狂え 天国なんてないから」

作業の合間に軽い気持ちでBUMP OF CHICKENを聴いてしまい、いつのまにか失くしていたものや自ら手放したもののこと、傷つけてしまった人たちのこと、手からこぼれ落ちていっているもののことを考えていた。「誰の声か どうでもいい 言葉と音符があるだけ」。ビックリマーク満載の元気なあたしがさーっと一瞬にして引いていく、って早すぎないか? いや、あれはただのスター状態なだけだもんな… ああ、波のようだな。風で揺れる木々のようだな。そうだったそうだった、豊島美術館はそういう場所だった。風が吹いているだけ。風が抜けていっているだけ。まって、気づかなかったんだけどいまあたしの豊島美術館、もしや穴だらけ、隙間だらけでは? 先が思いやられる。そういえば「考え事は平常運転になってからでいいから」って言われたな。また今夜もいろんなことから目をそらして走って逃げ出そう。最低限のやるべきだけをまずはやろう。今日の分はあとちょっと。一つ目のステージをクリアせずに次のステージには行けないし… あたいの人生ゲーム、いったいいくつステージあんの、そしていつになったら終わんの… あーあ、またこんなことを書いてしまったや… BUMP OF CHICKENはまだあたしには早かったや… そのままを書いたのですこしはせいせいした。せいせいしたぞ!!日記に言い聞かせるように大声で書く。あー引きずり込まれる。知ってるこの感覚。懐かしいこの感覚。生き物みたい。あたいのこころを無闇に揺さぶらない音楽を探してサブスクの海を彷徨う。踊ってばかりの国。「乗っ取って 僕を乗っ取って 身体はいらないから…」。ずっと「ファー」とだけ言っていたい。ぜんぶまやかし。次の瞬きでシュッと消えて無くなってしまえ。ファー。


BUMP OF CHICKEN「イノセント」

踊ってばかりの国「ghost」


ぎゃーと思いながら、でっかいむね肉をサラダチキンにしてやるぞと息巻いてフォークで穴開けてまじで適当に調味料入れて揉み込んだらすこし元気になっちゃった。ビール飲んじゃお。日記に引きずり込まれるって? あたしが書いってんだっつーの! 


「狂え狂え 踊り狂え 天国なんてないから

 叫び続け 命削れ 君はまだ死ねないから

 絶望の底でフロアを眺めて 君を想うだけ」

ウッ! こんな夜に踊ってのいちばんが更新されちゃったぜ。

踊ってばかりの国「heaven」

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