2020.10.21 09:12「簡単なことを知っているから むずかしい」とまっていたいろんなことがくるくると回り始めてすこし足がすくんでいる。あれよあれよと気持ちもくるくるとめぐりめぐっては毎回おんなじところにたどり着いて、その度に「大丈夫」って自分に言い聞かせている。一見無意味かもしれないけれど、きっとなんどもなんどもやって、なんどもなんどもおなじ...
2020.09.23 15:00「僕らは この空の下」鬱屈とした青い空も、晴れを願った日の青い空も、ぜんぶつながっていて、ずっとつながっていくのがうれしい。秋の光はまた夏のと違ってきれいだった。こころの中にいろんな断片が残っている。それぞれの歩き方で道をゆく犬たちも、じっとこちらをみている猫も、まだまだ咲き乱れるひまわりも、水辺の花...
2020.09.14 07:59「あたしたちは今カルマじゃん!」日曜日は、友達と新橋で待ち合わせ。おそろいの石をおんなじ人差し指につけていて笑った。まさか銀座でかわいーストロベリーパフェをつつくことになるなんてね。「あたしたち再来年オービタルピリオドだよ」と友達が言う。軌道周期によって、28年ごとに生まれた年とおんなじ曜日がめぐってくるのだ。...
2020.09.11 13:27「狂え狂え 踊り狂え 天国なんてないから」作業の合間に軽い気持ちでBUMP OF CHICKENを聴いてしまい、いつのまにか失くしていたものや自ら手放したもののこと、傷つけてしまった人たちのこと、手からこぼれ落ちていっているもののことを考えていた。「誰の声か どうでもいい 言葉と音符があるだけ」。ビックリマーク満載の元気...
2020.09.06 15:58「分かったことがひとつ 恥ずかしい それはかっこいい」受け取ったプレイリストを再生しながら、今日はずうっと街を歩いていた。繁華街は夜でも明るくて、小道がたくさんあるから延々に歩ける気がして。街を縫うように歩き続けて、ゆっくりゆっくり時間をかけて帰ってきた。立派なひまわりは枯れ始め、すぐ隣に次の蕾が出てき始めていた。10年くらい前、自...
2020.09.02 13:04「何をいったいどうしてなんだろう」秋の風が吹く。たしかにまっさらな夏は終わったかも知れないけれど、新しい季節はいつだってまっさらなんだと気づく。季節の変わり目なので少しだけフジファブリックを聴く。思い出すのは高校の頃の帰り道。何よりも大切にしていたウォークマン。言いたいことを言えなかったこと。眠れない夜。わたしは...
2020.08.23 15:53「このまま君を連れて行くよ」今日は、友達からかかってきた早朝の電話で始まった。こんなの初めてで、電話口で友達は泣いていて「いったん帰って寝な!」「起きた? かき氷でも食べに行こうぜ」そんなふうにして1日の大半が終わった。別れ際、友達は笑顔で、苦しくてたまらなくて思い出したくもない気持ちを知っていることが、誰...
2020.08.21 18:39どんな夜からも連れ出しちゃうんだ部屋で一人きり、明かりを消してイヤホンをつけて、膝を抱えて見始めたライブ。音と光と映像に一気に引き込まれて、部屋と部屋の境目がなくなっていくみたい。すべての意識を画面の中の空間に集中させていた。ぜんぶの夜に響き渡った気がした一音、一言。すると一瞬にして光のほうに連れ出されていて、...
2020.08.16 11:53「やりたいことをやっているだけさ 口だけのやつは置いていくぜ」ようやく東京にたどり着いて、足早に向かう先はライブハウス。いったい何か月ぶりだろう。すこし緊張して早くつきすぎたので、近くの公園でタコの遊具を眺めながら発泡酒片手に音楽を聴く。東京に帰ってきた感じがある。別に遠くにいかなくたってあたしはいつだってあたしのやり方でひとりになれるって...
2020.08.10 10:35「きっと君にも色々とあるだろうけど めげないでいこうぜって僕は歌う」サイコーの髪になった! 思わず「サイコーです!駆け出しそうです!」と美容師さんに言うと「ハイジかよ」って笑われた。本当にうれしいと喜んでくれた。いつだって、思ったことはその熱のまま伝えるに限る。2年近く通っている美容師さんがいる。行動と言葉が一貫していて、技術だけじゃなく生き方そ...
2020.08.09 12:57「乗っ取って 僕を乗っ取って 身体はいらないから…」今朝はたまたまもらったプルーンをドキドキしながら初めて食べた。前から、お味噌汁にもやしとたまご?と思っていたけど、今日なんとなく入れてみたらやさしくておいしくて、ほっとした。昨日ははじめて飲んだ生マッコリが美味しすぎたし、数年前に苦手かもと思っていたチャミスルを頼んでみたら記憶と...
2020.08.07 17:12「「とれなくてもいい」と 微笑んで欲しくない」沈むようにぐっすり眠って、今朝はパチッと目が覚めた。え?もしや夢だった? と混乱していると「あー夢じゃなかった」って書いていて、あー夢じゃなかったんだって。枕に顔をうずめる。目をつぶり、うううと言いながら記憶を辿る。昨日見つけたパンダ。心臓の音が聞こえる。ふと口をついて出た「見て...