「坂道を行くバスは南の空へ行く」
引っ越しやさんに荷物を積んでもらって、新しい町に向かうバスを待っていた。バスを待つのはいつもドキドキする。ちゃんと来るかな、バス停は合っているかな、ちゃんと着けるかな。そうしてバスに乗ると、毎回友達が言っていた歌詞を思い出す。「バスの揺れ方で人生の意味がわかった日曜日」 そんなことをぼうっと考えていたときにちょうど流れ出す青い空。完全にわかってるな、あたしのApple Music。「絡まりをほどいてもあまり変わらないけど 坂道を行くバスは南の空へ行く」 ほらね。はじめて名前を聞いたとき、物語のなかに出てきそうな名前だなって思ったのをいまでも覚えてる。ほんとうに何かが始まりそうな気がした、そんな気がしただけなんだけれどね。
今朝、久しぶりにカネコアヤノの「恋する惑星」を聴きながら手紙を書いていた。2015年のあたしのこと。日記を書き始めたときのこと。「目を見て言えないことを書きました」 あたしはつくづく歌詞の断片を愛しているな。ほら、あたしは大丈夫。日記もまた書けるようになったし。なんてったってあたしはあたしを思い出したからね。
それはそうと、今日お願いした引っ越しやさんがとっても素敵な人だった。引っ越しはいろんな転機とか節目だから、元気に作業してもらってこっちまで元気になっちゃった。いまはどんなささいなことからも元気をもらえる。普段は書かないアンケートをしっかり記入して、区役所に向かう。今日は美味しいビールをのみたい!
andymori「青い空」
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