きっと良くなるさ

時の経過を感じてしあわせな気持ちになる。目をつぶらずとも、いろんな景色が脳内でシャッシャッシャッと移り変わっていく。じわっと、くらっと、なる。別に感傷的になりたいわけでも、大好きだったから、なんてことでもない。ただただ、あたたかい。あたたかい雨みたい、と目薬をさしてごまかした。

わたしは、別にそういうんじゃない。
なんであの時いえなかったんだろう。どうしてわたしなりのやりかたを、きちんと、あきらめずに伝えられなかったんだろう。言葉を探そうとしなかったんだろう。それがずっと引っかかっている。きっとこれからも言わない。結局はもうぶつかろうとするのにつかれてしまった。それがかなしい。
欲望に忠実に。出会うべきときに、何度だって出会うようにできているんだから。いいんだよ。そう言い聞かせることしかできない。大好きだよ。

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