寝て起きたら
ああ、ここでどうしようもない話を延々していたなぁ。お礼におでん、奢ってあげたなあ。
もうすぐ冬、冬はすき。ちょっと上着を羽織って近くのコンビニまで用もないのにさんぽして元気になった。ハヌマーンの「トラベルプランナー」。わたくしのプレイリストはエモい。エモすぎて少々こまる。新しい音楽に延々出会っていたい。
毎日いろんなことを考えたり、自問自答したり、しっかり少しずつ前進しているので褒めて欲しい。人はみな、なんだかむずかしい顔をして、わたしを制すけれど、自分を言い聞かせるのも、自分に言い訳するのも、どこがいけないんだろうな〜なんてわたしだけへらへらしている。
素直に、やりたことをやるしかわたしにはできないし、したくないよな〜!わかる〜!
ダリを見ながら、ないはずのものがあることで、あるはずのないものがないということ、もしくはその逆を言っているのかな、なんて。時間とか、空気とか、色とか、鍵の先の空間とか。でもやっぱり、なんだか、そんなことすらもあほらしくって、チャーミングな人なんだろうなってあたたかくなった。
映像作品を見ながら、トーキーだけに人物達の目が浮かび上がっていて、とっても魅力的だった。気がつけばずっと手はメモ帳の上をずっと滑っていて、紙の上で瞬きしているみたい。いろんな目がいろんな想いを持っていてどきどきした。
美術館をまわりながら、グッとくる瞬間をひとつひとつ自分の中に残していくのが好きだ。真剣にメモを取りながら回る姿を見てほっこりした、なんて言われて気分がいい。
“真の画家は、空っぽの砂漠を前にしても、カンヴァスを途方もない場面で満たすことができるはずである”
何においても、「真の」ってそういうことなんだろうな。いやちがうかな。どうだろうね。
すこしだけ窓を開けてねむる。ツンとした、さわやかな冬の匂いに包まれて目覚める感じが好き。よく風邪ひいちゃうのはきっとこれのせいだってわかってはいるけれど。
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