闇を切り裂け

煙草、すおうかな、なんて。
初めて思った。ずっと読みたかった本にあった煙草の描写がとても綺麗で。わたしも煙草を吸えば息がつけるかも、なんて。あってもなくてもきっと同じなのにね。
自分に正直なので、考えれば考えるほどいつも同じ岸に辿り着いてしまう。うっ。本当に欲しい人からの連絡は来ない。「本当に?」なんて言わないで。本当に欲しいものは手に入らない。

今日とっても星が綺麗だったのみたかな。いつだってみあげてきた。自転車漕ぎながら、本を片手に持ちながら、手をつなぎながら。でもやっぱりいつだってひとりなんだなと思い知る。そうそう。星が本当に綺麗なときに思い出すこと。夏服だった頃。馬鹿みたいに、ほーっと口開けて星空を見上げながら自転車で坂を下っていて、道路横の垣根にそのまま全速力で突っ込んでいって制服を破いたこと。胸ポケットに入れていたガラケーはどっかにすっ飛んで、近所のおじちゃん達と大捜索したっけ。お母さんや友達に笑われて、今でもよくその話をされるくらいだけど、本当にあの時の星空は綺麗で、忘れられないんだよな。もう誰にも見せてあげることはできないね。ざんねんでした。

朝6時、ごはんの予約完了。さつまいもの準備も、完了。お弁当、たのしいよ。

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