きっと世界の終わりもこんな風に味気ない感じなんだろうな
すごい速さで夏が過ぎ去ってしまったなぁ。
このところ雨続き。「真夏のピークが去った」とはこのことだなぁ。
そんなことを思いながら牛乳を買いに部屋を出るのは何度目だろう。
夏は暑いからあんまり好きじゃなかった。
でも、なんでか、今年の夏はいい夏だったように思う。最高の夏だったなぁ。
たぶん、陽気なバンドや音楽のせいだ。
たぶんじゃない。十中八九そうだ。そうに違いない。そうでしかない。間違いない。
たとえば、yogee new waves 、never young beach 、Ykiki beat 、Alfred Beach Sandal 、、、
陽気なバンドは尽きない。なんでこんな夏っぽいバンド名にしたんだろう?夏以外はどんな顔してバンド活動するんだろう?万年夏なのかな?それもありだな?なんて考えている。
楽しすぎる世の中だ〜。陽気な夏だった〜。
この夏何してたかな。
夏の始まりを告げたのは、レポート提出と同時に訪れたフジロック。
大自然の中で聴くcero、めちゃめちゃ良かったなぁ。
その場にいたみんなが幸せな顔をしていて、すごく素敵な空間だった。
そういえばフジロックの前の週はceroのワンマンだった。
ライブハウスで聴くceroはまた綺麗でキラキラしていて好きだけど、大自然で聞くceroも好きだ。なんでかびっくりするぐらい自然になじむバンド。
苗場食堂でみた思い出野郎Aチームも素敵だったし、
高校の時にyoutubeでみて、なんだかわからないけど涙が出たノエルのDon't Look Back In Angerを実際に体感して、やっぱりなんだかわからないけど涙が出たりもした。
子供連れも多い昼間とは打って変わって、妖艶な雰囲気をみせる夜のフジロックはこれまた気持ち良かったし、そんななかで真夜中にみる初めての女王蜂はすごく綺麗だった。
途中で友達は終電で帰っちゃったためにひとりで近場の銭湯を探し求めて歩いたり、湯上りにバニラアイス食べたり。山のなかでのひとりオールもとっても楽しかった〜!
念願だったフジロック。
なんでか今年こそは絶対行かなきゃっていう使命感があったフジロック。
来年は3日通しで行ってテントはって朝からサンドイッチとか食べてヨガのワークショップも行きたい!
こんな風に思えるイベントを制作している人たちってどんな人たちなんだろう。
大きな星型のライトやメリーゴーランド、たくさんの美味しいご飯や、出店、ボードウォーク。人を楽しませたり、何かをふと考えさせたりする仕掛けが、苗場にはふんだんに散りばめられていて、日本で一番大きなフェスなのに、人の手や、作業をじかに感じられるフェスだったように思う。あ、でも違うな。きっと、日本で一番大きなフェスだからこそ、人のぬくもりを感じられるんだろう。
目には見えないところで、小さな仕掛けを通して誰かと繋がっているっていう感覚は、きっと失ってはいけないものだろうし、そういうことにもきづかせてくれるフェスだった。
あとは、この夏、18きっぷで一人旅をした。
壮絶で壮大な長旅だった。いや、正直、はたから見るとそんなことはない。
でもそれはまた次で書こう。書きたいことがたくさんあるのが楽しい。
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