あ、すきだ、あ、ここだ、と

大好きな場所に帰ってきた時のぱぁっと視界が開ける瞬間、長い車両編成の電車の一番奥で小さくなっているところ、夕暮れのパン屋さん、東京を感じたとき。わたしだけのものじゃない場所。あ、すきだ、あ、ここだ、と、どきどきしたよ。
自分を茶化すようにすらすらと話してみることで、逃げるような気持ちがすこしだけうすれた。すこしだけ、こころとからだが軽くなった気持ち。どきどきよ、もうちょっと続いておくれ。

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