あたしのまっさらな夏も

今まで、なにかをやめたらコミュニティまるごと断ち切っちゃうような生き方をしてきたんだけれど、やっとなんとなく人生はつながっていくもんなんだなって思えたのでよかった。

いっしょに働いていた人たちとZoomで話して時代だなと思った。やめて1ヶ月。「〜さんがテキーラだとしたら他の人は白湯みたいなもん」って大好きな先輩が言ってくれたのでうれし?かった。テキーラが良いかどうかはさておき。でも、ちゃんとその環境がいかにありがたかったか、いかにのびのびさせてもらえることが自分にとって本当はベストだったかを伝えられたし、それに気づくためにもやめてよかったと自分の口で伝えられたのでよかった。毎日一歩一歩、少なからず進んでいる確証があるにもかかわらず、まだ行方知らずなままで笑っちゃうよね。

まるごと断ち切るのは、日記とかノートもいっしょ。なんどもなんども、なにかを振り切るように新しい気持ちでまっしろなページをめくってきた。だから、5年分の日記をレイアウトしながら、ぜんぶがつながったって思ったんだよね。はずかしー気持ちも浮かれる気持ちも、どろどろした気持ちもぜんぶ。いまのあたしにやっとつながった。それがうれしい。

あした、なんの本を持っていくかは決めてある。うれしい。逃げ出すように出た旅とはまた気持ちが違う。車窓も、光も、音もぜんぶ。8月も終わる。あたしのまっさらな夏ももう最後だね。

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