“あたしぜったい何もあきらめない”

おりゃおりゃ、どうした、おまえはそんなもんか

どんな言葉で書き出せばいいかわからなくなって書きはじめるのにお正月休みまるまるかかってしまってばかみたい。結局力技でもはじめるしかないのだ。たまにでも書いていたブログをすこし読み返したら胸がヒュンとひっくり返る気持ちだった。書いているときはまったくの無心でただただキーボードを思うままに打つのみなのに、これほどまでに未来の私をドギマギさせるなんて。

“書かないと出てこない感情を、ただわたしは知りたい”

つーかばかみたいに書くことをほっぽっていたツケが回ってきた。書くことが自分にとってなんなのか、なんで書くのか。なんで書かなくちゃいけないのか。新しい手帳に1から振り返って考えを整理していたら、ああ、ああ、とペンが止まらない。

思っては消え、思っては消えの繰り返し。残らなかったものとはサラバの人生、しかしこれからは一つも逃さない。

「先に言われたくやしい!」って思うことが最近多くて少ししょんぼりしていた。
ただのアホだった。わたしが言うことはわたしにしか言えない。わたしにしか言えないことがある、ではない。確実に、なにがどうなっても、トラがバターになってしまっても、すべてのことは、わたしにしか言えないのだ。だったら話は簡単だ。わたしはわたしのことを言うだけだ。みんなそれでいい。みんな、自分のことを好きに言えばいい。大好きなシンガーソングライターが好きにうたうように、最近買ったエッセイ集、同い年の子が好きにごはんを作って言葉を紡ぐように、あたいも好きに喋るだけ。なんにも真似じゃない。真似なんか到底できない。みんなそれぞれ自分の人生を生きるだけ。だったら好きに。好きになさいよ。

人を見てすこし足がすくむのは、自分が立ち止まっているからだよ。

“あたしぜったい何もあきらめない”

あるひとりのアイドル、この一言がずっと頭から離れない。あたしもぜったい、何もあきらめない。感情よくたばれ。すこし泣きそう。



0コメント

  • 1000 / 1000