「どうでもいい話をするのが深夜ラジオですから」
星野源のオールナイトニッポンで、「どうでもいい話をするのが深夜ラジオですから」と言っていた。この文章だってそう。何のためにとか何が言いたいとかじゃないんですよね。ただの垂れ流しでただの心の整理。なんの意味もなくてオッケーだしなんの意味もない方がほんとうだから。
最近はせっかくもらったこの気持ちをすこしでもながく留めておきたくて毎日の気持ちを書こうって思ってる。ここのところ、聞き流していた言葉がたくさん留まるようになった。歌詞や漫画の台詞やラジオの話、誰かの言葉。お客さんからの「~さんの全力取材がすごく好きでした!」「素晴らしい原稿に絶大なる信頼をおいていました」「素敵な笑顔はずっと大切にしてくださいね」。いろんな言葉をもらっていることを忘れないようにしたい。特に、「全力取材」がぴったりすぎて、その言葉の裏に必死だったあたしが見えた気がしてうれしくってたまらない。
今日、ありがたいことに飲みに誘われて、ゲラゲラ笑って話をした。心が軽いってすごい。泡盛を見つけて頼んだら、ずっと前に友達と沖縄でべろべろに酔っぱらったことを思い出した。翌朝、膝をめちゃくちゃに擦りむいて血が出ていて、その時もゲラゲラ笑った。浮き足立つと?いや、調子に乗ると? いつも勢い余って転んでいる気がする。一週間前に転んだ傷は治ったけどまだうっすらと青紫色で、その日の朝の高揚していた気持ちをいとも簡単に思い出せる。
お風呂上がりにその青紫色を眺めながら、そのときのあたしも、去年のあたしも、五年前のあたしもぜんぶ地続きで、いろんな人の言葉ややさしさがたくさん蓄積されていて、あー生きてんだなー毎日、と思った。
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